161030 ミミズを出されて文句を言う女性

大学受験の終了後に、Rちゃんと外国のデパートのようなものを回っていた。

彼女は私に、スマホでの便利な変換の方法を教えてくれた。それは、テキストを長押ししたら出てくる吹き出しの中から「数字のみ」を選択したら文字が全て数字に変換される、というようなものだった。

しかし私が試してみると、長押しを離すタイミングを間違えてしまい、数字が「イ」などに変換されてしまった。それを見たRちゃんに、「森鴎外の真似してんじゃねーよ」と言われた。

そのうちにRちゃんと私は一旦別れて別々に店を見て回り始めたが、LINEで頻繁にメッセージをやりとりしていた。私が店に入っているときには返信が遅くなり、店から出ると元に戻ることに気づいたRちゃんは、「店から出たら返信早くなんのな」と笑っていた。

私はおしゃれな店に入り、そこでとても綺麗な展示を見つけた。それは、黒い板にネックレスなどのジュエリーが掛かっているもので、レイアウトも洗練されていた。

写真を撮りたかったが、外国なのでマナーが分からず気が引けた。しかし、何度その展示の前を通っても毎回目を惹かれてしまうので、勇気を出して撮ることにした。

さっと撮ってしまおうとして急いでいると、店員らしき男性が来て「You can snap.(夢の中では「写真を撮っていいですよ」という意味だった)」と声をかけてきた。どちらかというと「早くしろ」と含ませたような声色だったので、少し怯んでしまったが、何枚か写真を撮らせてもらった。

スマホ純正のカメラでは、シャッターボタンを押してから実際に写真が撮れるまでに若干のタイムラグがある。焦っていてボタン押下後すぐにカメラを動かしてしまったので、撮れた写真は毎回、意図した構図よりアップになってしまっていた。

男性店員のところに、ひどく立腹した女性客が歩いてきた。この店にふさわしいおしゃれな客だったので、私はますます居たたまれない気持ちになった。彼女は、注文したものの代わりにミミズを出されたことに怒って男性にクレームを言いに来たらしい。メニューにはeerieと書いてあったので注文してみると、出てきたのはeel(夢の中では「ミミズ」を意味する)だったので気分が悪くなった、と彼女は主張した。私は夢の中ではeerieという単語を知らなかったので、後で意味を検索しよう、と心に留めておいた。

男性店員は冷静に謝罪し宥めたが、その客は出ていってしまった。

その後私は無事にRちゃんと合流した。