161023 ワイヤー持って再履バスに並ぶ

一日の最後の授業が終わり、私は下校しようとしていた。授業が16:30に終わったので、頑張れば16:40発の再履バスに乗って帰れるはずだが、今回は間に合わなさそうなので17:17発で我慢することにした。

高校の教室のような場所にいて、普段使っている黒い鞄に荷物を詰め込んでいた。荷物を詰めながら、「今って机の中に物残しても大丈夫なんやっけ?」と考えた。現実でも小学校と高校では机の引き出しに物を残すのは禁止されていたが中学校では良しとされていたので、夢の中では自分のいる教育課程がわからず混乱してしまったようだ。自分の前の席であるMくんの机の中を覗き見ると、何も残されていなかったので、私も机の中の教材を全て鞄に入れることにした。引き出しの奥の方から、O先生のグラマーの授業で使うテキストが過去数学期分出てきたので、これは相当重くなりそうだな、と思った。教材を寝かして入れると入りきらなさそうだったので、立てて二列にして入れた。後で見てみると、Mくん以外の子たちは机の中に物を残して帰っていた。

このころには、教室には私一人しかいなくなっていた。そのとき、黒髪を長めのボブにしている女の子が後ろ側の扉から入ってきた。彼女は私に「やっほー」というような挨拶をした。私も挨拶を返したが、目が悪いためにその子が誰かわからない。初めはCちゃんのようだと考えたが、後になってあれはH1ちゃんだったと知った。

鞄を持ち、再履バスの列に向かった。私の教室から渡り廊下を渡った先に、皆が並んでいる列がある。しかし私はなぜかそちらには向かわず、隣の教室に入ってしまった。そこはH2ちゃんのいるクラスだった。H2ちゃんに「何の用?」と聞かれ、私は間違えて教室に入ったことに気づいて叫びながら飛び出した。

再履バスの列に行くと、まだ前方にトラックらしきものが止まっているのが見えた。ついに、ただのバスでは乗客が入りきらないためにトラックになったのか、と考えた。止まっているのは16:40発の再履バスらしかったので、今から走ればぎりぎり間に合うんじゃないか?とも考えたが、すでに次の便を待つ列が相当長くなっていたため、まあいいやと思って諦めた。やがてそのトラックが出発し、こちらに向かって来た。緑色で、非常に大きなトラックだった。乗り切れないなら荷台にしがみつくこともできそうだったが、そうしている人は誰もいなかった。

再履バスの列には透明のワイヤーが通っていて、私たちはそれを掴んでおかなければならなかった。片手で持っていると、引っ張られた際に手が離れそうになってしまったので、両手で掴むことにした。列が動くにしたがってワイヤーも激しく揺れるので、その度に私たちは振り回された。引っ張られすぎてワイヤーが切れてしまったような感覚があったが、よく見るとワイヤーを構成している繊維の内の一本が千切れただけだったので安心した。

荷物を先に回収されたので、このころには重い鞄を背負わなくてよくなっていたが、携帯まで鞄に入れたまま一緒に預けてしまったことを後悔した。

そのうち列がぐちゃぐちゃになってきて、周りにいる子たちと一緒に「並び直させてほしいよなー」と愚痴を言っていた。しかし、実際警備員さんが「並び直してください」と私たちに指示したときには内心「面倒くさいな」と考えてしまったので、自分ってわがままだなと思った。並び直す前に前後が誰かを確認すると、私の前にはRちゃん、後ろにはNちゃんが並んでいた。