160529 韓国への修学旅行から急いで帰国

私たちは修学旅行で韓国に来ていた。

教室のような場所で、私の左に座っていたTくんが「tolelationって何か知ってるか?」と尋ねてきた。私はわからないと答え、負け惜しみのように「2文字目がrやったらわかるんやけど…」と言った。Tくんの前に座っていたKくんが「俺それでもわからんわ」と笑った。私は「2文字目」ではなく「2つ目のL」というのが正しいと後で気づいたが、何も言わなかった。

Tくんは電子辞書でその単語を調べ、それが「韓国」を意味すると私たちに伝えた。私は、そういえば英語で韓国を何と言うか今まで知らなかったなと気づき、すこし恥ずかしく思った(もちろん現実世界では知っている)。韓国という国名にはDMという略称もあるらしい。私の前に座っていた女の子が、この国名や略称は「四山」を意味していると教えてくれて、そこで私は納得することができた。

私たちが滞在する場所が危険だということを知らされたので、班に分かれてバラバラに帰国しなければならなくなった。そこで、発つ前にまず皆でオフィスを掃除した。私は大きなゴミ袋を持ってゴミを回収し、他にも数人が同じことをしていた。近くでゴミを集めていた子たちのゴミ袋も私の袋に回収すると感謝されたが、Sちゃんのものだけは大きすぎたので統合することができなかった。

危険から逃げるために身軽でなければならなかったので、皆はまだ使えるものや食べられるものもどんどん捨てていった。ゴミ袋にたくさんのMONO消しゴムが捨ててあるのが見えたので、もったいなく感じ、拾って行こうかと考えた。触ってみると、表面の質にはつるつるとさらさらの二種類あることがわかり、私は前者のほうが好みだと思った。しかし、結局拾って帰ることはしなかった。

放送で、1~5班が先に飛行機に乗る班として呼び出された。私は10班なのでまだ乗ることができない。早くここから脱出しなければならないのに、と少し焦りを感じた。

互いに異なる班にいるNちゃんとAちゃんは、これが最後の別れになるかもしれないので、ハグして別れを惜しんでいた。

私たち飛行機に乗れなかった班は、代わりにバスに乗って移動した。そのバスは高速道路に合流する上り坂のような道を凄い速度で走っていくので、むしろこの車体が飛行機のように飛び立っていけそうな勢いだな、と思った。