000000 前髪がギザギザの女の子に謝罪

前髪がギザギザの女の子がいた(以降Mちゃんとする)。彼女の髪は短めで、低い位置で二つに括られていた。声はガラガラで、重度の花粉症らしい。登校中、彼女は自分の姉と、「普通の友達が欲しい」という話をしていた。

私は教室の右端の真ん中辺りに座っていた。Sちゃんは教室の真ん中辺りの席で、その前がMちゃんの席だった。Y先生が教室に入ってきて、Sちゃんと私はMちゃんに謝罪させられた。私は壁際にいたので、「私も花粉症です」と言った。Sちゃんは物凄く怒っている。

謝罪は、この謝罪の理不尽さを際立たせるため、慇懃無礼な態度で行おうと思っていた。まず初めにSちゃんが怒ったようにもごもごと謝罪の言葉を口にした。その後すぐに私が立ち上がって言おうとすると、Sちゃんは「文房具はお前やからな!」と言ってきた。多分、文房具をMちゃんに渡すのは私の担当だ、と言いたかったのだと思う。

私は謝罪の印として、文房具と車をMちゃんに貸すことになった。しかし、文房具の中でも自分の欲しいものは自分で持っておくことにした。筆箱は仕方がないので差し出し、ファイルの留め具も一つを残して全て入れっぱなしにした。東進の消しゴムは、4つ自分のものとして残しておいた。ボールペンはインクがゲル状のものを、シャーペンはグリップが気持ち良いものをあげた。直接Mちゃんに渡して使い方を説明してあげようかとも思ったが、本人が試行錯誤して使い方を習得するのも良いかもしれないと思い、そのまま置いておいた。

帰りに、謝罪をさせられた件についてHちゃんにたくさん愚痴を言った。