170114 スーパーの精肉室で女性が死ぬ

私とは面識のない女の人が亡くなった。ギャルではあったが賢くて、ダメ人間な彼氏に献身的な人だった。

彼女とその彼氏は同じ会社で働いていた。社員が一人ずつ複数の仕事を少しずつしなければならなかったのだが、最近彼らは同一の仕事を一人に集約して分担することで効率化を図っていた。これも、彼女が彼氏のために考えて行ったことだったらしい。

彼女は、スーパーの精肉室のトイレで死んでしまった。返り血か何かで店長の顔が血まみれになり、それを見た人がトラウマを抱えてしまった。私もそのスーパーを一周してきて、最後の部屋が精肉室だったので店長の顔をちらっと見てしまったが、怖かった。まともに見てしまった人に同情した。

私は、死んだ人にも遺された人にもプレゼントを買おうとした。プレゼントというかお見舞いと言った方が正しいかもしれない。遺された人というのはNちゃんだ(とメモしてあったが、同じ名前の知り合いが複数いるので、夢を忘れてしまった今では誰のことかわからない)。しかし、何か買うだなんて無粋で、二人には何も要らないのだ、と主張する人もいた。

私はクリーム色で温かそうなスリッパと靴下のセットが良さそうだと思った。私は靴下の片方を盗み、それから店員に「靴下が片方なくなっているので、両方出してほしい」と頼んだ。すると、証拠がないと駄目なのでまず申請書を提出するようにと言われ、申請書を渡された。盗った靴下が見つかってしまうと困るので、ちゃんと隠してから申請書を書こうと思った。

170105 「どげ」という魚入りのカップ麺

おばあちゃんと私は、一緒の教室に通っていた。その帰り道、おばあちゃんが脅迫状を受け取ったことが判明した。家に帰るのが危険かもしれないと言っているので、私も家に帰らないことにした。私は別に普通に家に帰ることができたのに、なぜか帰れないような気がしていたのだ。

二人で、公園で一晩を明かした。日光が眩しい、夏の暑い日だった。

男の子の集団が、ふざけてホースから水を凄い勢いで噴射していた。

私は籐でできた茶色い鞄にケータイ・財布・鍵を入れていた。その鞄が腐食したのか水の中で開いてきて、財布が落ちてしまったので、鞄の外側からスーパーのビニール袋を被せた。しかし、その鞄をおばあちゃんが座っているベンチに置き去りにしかけてしまい、慌てて取りに戻った。その際、なぜかケータイと鍵だけはポケットに入っていたので安心した。

公園の近くにはコンビニも碌に無いことは既に確認済みだった。しかし、何とかカップラーメンを一つ手に入れることができた。具材として、皮付きの魚が載っていた。食べてみると、味自体は良いが、皮だけが耐え難い感触をしていた。ぬるぬるふわふわしていて、口に微妙に纏わりついてくる。途中で何度も嫌になりながらも、ようやく食べ切った。原材料の一覧を見てみると、その魚は「どげ」という名前らしいと消去法でわかった。しかし、「け」という一文字の真ん中で改行されていたので読みにくかった。聞いたことがない名前なので、安くて質の悪い魚なのかなと思った。実際このカップラーメンは非常に安くて、100円か180円くらいだった。

結局、おばあちゃんは家に帰ることにした。私に「家まで送って、そしたら真っ直ぐ自分の家に帰り」と言ってきた。私は少し心配だったが、おばあちゃんを送り届けるとそのまま帰宅した。


何かビニールのようなものをくるくると丸めて、最後に丸めた方向と垂直方向に二つ折りにしてセロハンテープで固定した。セロハンテープは、階段ロッカーの上の方の黄色い扉の中にあった。ロールの外側にアピタのロゴが入っているという、不思議なテープだった。

普通にテープカッターで切って貼っていると、お母さんが来て「使い方が違う」と怒った。よくわからないが、まずアピタの部分は調節と固定のために使い、実際にテープとして使うのは内側の部分らしい。お母さんが実演してくれたが、その方法ではアピタのロゴ入りのところがたるんでいたので、あまり良い方法には思えなかった。

161230 温泉の中で子どもたちが殺される

私は、エレベーターと階段の両方がある建物にいた。その最下階の中央には温泉の四角い湯船がある。一つ上の階の中央は吹き抜けになっていたので、その階からは湯船を見ることができた。建物は全体的に薄暗かった。

建物内を適当に移動していると、湯船に子どもたちが呼び出されているのが見えた。呼び出しているのは若い痩せ型の男だということしかわからなかった。男と子どもたちは四角い湯舟の壁際に並んで内側を向いて座っていた。私は、これは何か怪しいと思い、子どもたちの座っている位置と名前をメモした。子どもたちとは交流があったので、子どもが苦手な私も、ある程度彼らの名前を覚えていた。

スマホで録画しようかとも考えたが、それは後でもできるだろうと思い、しないことにした。男は何度も別の子どもたちの集団を呼び出していたので、撮る機会ならまだまだあるように思えたからだ。

この光景を目撃したことを知られるのは怖かったので、私はエレベーターと階段を使い分けながら誰にも見つからないように上の階に上がっていった。どちらを使っていたら人に見つかるかなどはわからず、完全に自分の勘で進んでいたので、ずっと緊張は収まらなかった。

しばらくして、温泉の中で子どもたちが殺害されたと発表された。殺されたのは、数人だけだそうだ。私は、ちゃんと証拠映像を撮っておけばよかったと悔やんだ。

私は結局警察にメモを見せることすらしなかったので、皆は、温泉に行ったのは殺された子どもたち数人だけだと思ったままだった。

161217 空襲に遭ってカーテンを閉める

空襲があって、いつもはお父さんがしてくれる対処を私がしなければならなくなった。その対処とは、「光が漏れないようにカーテンを閉める」「電化製品のスイッチを消す」「全てのコンセントを抜く」の三点だった。

私は自分の部屋のコンセントを抜くのにかなり時間をとってしまったので、両親の寝室を見回るのが遅くなってしまったが、幸いその部屋のカーテンは全て降りていた。

空襲を仕掛ける飛行機が近づいているのが、それが発するサイレンのような音でわかった。なぜ攻撃対象の私たちに居場所がバレてしまうのにあのような音を出しているのだろう、と不思議に思った。

飛行機の地点が寝室の半分を越えたので、私は素早く、飛行機が既に飛んできた側の半分に逃げ込んだ。

161201 カジキマグロに変身する魔法使い

魔法使いの男がいた。窃盗を繰り返していたが、なぜか悪い人という印象はなかった。

私は外国人のような人に畳を複製したいと依頼されたが、繊維が二方向に複雑に編み込まれているので難しそうだった。自分では可能かどうかの判断ができそうになかったので、「主人公が帰ってきたら返事しますね」と答えておいた。その主人公というのは、上記の魔法使いのことである。

その後、仲間と共にどこかに忍び込むために、絵画の額や梯子、窓の縁などを伝って慎重に下りて行った。下りる際には紙釜敷を使わなければならなかったが、下りる本人は両手が塞がっていて取れないので、私が下りて来る仲間を受け止めてあげた。

魔法使いとその弟子の男が、ホームセンターのような店を訪れていた。二人は誰か見つかってはいけない人から逃げ回っていた。魔法使いは隙を見ては空中でクロールや背泳ぎなどをして遊んでいた。弟子もやってみようとしたが、宙に浮く能力がないので、床に這いつくばってクロールすることしかできなかった。

二人は、ある人のお葬式に出席させてほしいと女性二人に頼みに行った。女性たちは激しく拒絶した。多分、亡くなった人の死因に魔法使いたちが関わっていたのだろうと思う。しかし彼らは今は更生していて、真剣に懇願していた。拒絶するたびに女性が前に進んで行くので、魔法使いたちもそれについて行った。角を曲がる度に彼女たちが待ち構えていて、彼らを拒絶した。

進んで行くと、道端に猫が寝ていた。その猫は、絶対に起こしてはならないらしい。飼育係らしい女性が傍にいて、「静かにして」という意味で「しーっ!」と言ったが、その音に猫が目を覚ましてしまった。途端に皆に緊張が走ったが、弟子が猫に餌をやって、魔法使いがカジキマグロに化けてみせることで、場を和ませた。このことで、女性二人にとっての彼らの印象がだいぶ良くなったようだった。

161117 あじしお味のふりかけが不味い

私は実家にてご飯を食べていた。冷蔵庫の前にはお母さんがいて、しかし彼女は同時に私が取っている講義の先生でもあった。彼女は私にこれからの授業時間の変更について知らせてくれていた。

授業時間は、27日から29日は五時半から、30日からは六時からとなるらしい。しかし一気に言われてメモを取る間もなかったので、もう一回聞き返した。

「時間変更は、誰かに会う予定があるからなん?」と聞くと、そうだと返ってきた。

その間、私は買ってきたふりかけをご飯にかけていた。普段のりたまばかり食べているからたまには別のものを食べようと思って買って来たもので、「あじしお」という名前だった(現実世界でもこれと同じ状況だったが、ふりかけの名前は「味道楽」だった)。色はピンクとオレンジで、外見はすきやき味に似ているなと思った。

わくわくしながら食べてみると、甘くて酷く不味かった。袋に記載されている原材料名を見ると、ホワイトチョコレートが入っているらしい。驚いてこの商品について調べてみると、これはスイーツ用ふりかけで、セレブを対象とした1200円という価格設定がされているのだと判明した。

私はお母さんに愚痴りたかったが、碌に値段も見ずに買ってしまったのが後ろめたくて言えなかった。だからただ、「救われたい……」と呟いた。

161030 ミミズを出されて文句を言う女性

大学受験の終了後に、Rちゃんと外国のデパートのようなものを回っていた。

彼女は私に、スマホでの便利な変換の方法を教えてくれた。それは、テキストを長押ししたら出てくる吹き出しの中から「数字のみ」を選択したら文字が全て数字に変換される、というようなものだった。

しかし私が試してみると、長押しを離すタイミングを間違えてしまい、数字が「イ」などに変換されてしまった。それを見たRちゃんに、「森鴎外の真似してんじゃねーよ」と言われた。

そのうちにRちゃんと私は一旦別れて別々に店を見て回り始めたが、LINEで頻繁にメッセージをやりとりしていた。私が店に入っているときには返信が遅くなり、店から出ると元に戻ることに気づいたRちゃんは、「店から出たら返信早くなんのな」と笑っていた。

私はおしゃれな店に入り、そこでとても綺麗な展示を見つけた。それは、黒い板にネックレスなどのジュエリーが掛かっているもので、レイアウトも洗練されていた。

写真を撮りたかったが、外国なのでマナーが分からず気が引けた。しかし、何度その展示の前を通っても毎回目を惹かれてしまうので、勇気を出して撮ることにした。

さっと撮ってしまおうとして急いでいると、店員らしき男性が来て「You can snap.(夢の中では「写真を撮っていいですよ」という意味だった)」と声をかけてきた。どちらかというと「早くしろ」と含ませたような声色だったので、少し怯んでしまったが、何枚か写真を撮らせてもらった。

スマホ純正のカメラでは、シャッターボタンを押してから実際に写真が撮れるまでに若干のタイムラグがある。焦っていてボタン押下後すぐにカメラを動かしてしまったので、撮れた写真は毎回、意図した構図よりアップになってしまっていた。

男性店員のところに、ひどく立腹した女性客が歩いてきた。この店にふさわしいおしゃれな客だったので、私はますます居たたまれない気持ちになった。彼女は、注文したものの代わりにミミズを出されたことに怒って男性にクレームを言いに来たらしい。メニューにはeerieと書いてあったので注文してみると、出てきたのはeel(夢の中では「ミミズ」を意味する)だったので気分が悪くなった、と彼女は主張した。私は夢の中ではeerieという単語を知らなかったので、後で意味を検索しよう、と心に留めておいた。

男性店員は冷静に謝罪し宥めたが、その客は出ていってしまった。

その後私は無事にRちゃんと合流した。